12月の例会報告
日時:12月13日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター4階第2会議室
出席者:濱田し・濱田つ・大垣ま・大垣ゆ・横井・戸田・近藤・早川(午前中のみ参加)・古谷(新規参加)
・河村(新規参加・午前中のみ参加)・松村・國武・濱野ま
<例会内容>
(1)講演会の反省
・ワークショップでディスレクシア当事者の話が聞けてよかった。
・読み難さにも人それぞれの読み難さがあることが当事者の話でよくわかった。
・文字を読みにくいということが、頭痛など身体的苦痛もともなうことを知った。
・ワークショップのグループ分けで職種の偏りがあった。
・ワークショップのグループ分けの人数が多すぎた。6~8人が適当。
・ワークショップの説明は始める前に。
・グループとグループの間隔をもっととった方がいい。
・ワークショップでいろんな人の意見が聞けてよかった。楽しかった。
・ワークショップの時間が短すぎた。
・ワークショップを入れたことがよかった。
・ワークショップでの出会いが次の新しい取り組みのコラボへと進展している。
・事前に参加申し込みをしてもらってよかった。参加者の人数がわかり、資料の準備に無駄がなかった。
・申し込みにすると、予定がたちにくいので参加者が少なくなる。
・参加人数が丁度よかった。
・会場の大きさもよかった。
・参加できなかった人にも資料を渡した。
・看板の掛け忘れがあった。残念。
・展示は黒地に黄色の文字がいいかな。
・展示スペースもまあまあだった。
・デイジー以外のツールの紹介もあってもいいのでは。
・ゲームの攻略本等のデイジー化が役に立つと思った。
・聴覚支援学校の先生が教育委員会の資料を持って来てくださった。デイジー教科書の活用事例が沢山載って
いる・(大阪市教育委員会指導部特別支援教育http://www.ocec.jp/shidoubu/index.cfm/9,html)
・田中加津代さんの講演の時間が短すぎた。
・田中加津代さんの資料を事前にみなさんが見やすいように準備できたらよかった。
・参加者が少人数であったが、密なコミュニケーションがとれた。
・今回はデイジー教科書活用の事例報告がなかったが、あったほうがよかったかなあ?なくてもよかったよ。
・午前の講座を講演会と別の日に実施しては?(賛否両論)
(2)平成27年度教科書製作チーム編成
・光村小5国語→製作:濱野ま html校正:戸田 録音:大垣ま 録音校正:濱野真士 最終確認:大垣ゆ
・光村小6国語→製作:横井 html校正:戸田 録音:横井 録音校正:戸田 最終確認:大垣ま
・啓林館小5理科→製作:松村 html校正:國武 録音:松村 録音校正:横井 最終確認:戸田
・啓林館小6理科→製作:横井 html校正:國武 録音:横井 録音校正: 戸田 最終確認:松村
・日本文教出版小5社会→製作:大垣ま html校正:松村 録音: 大垣ま 録音校正: 大垣ゆ 最終確認:近藤
・日本文教出版小6社会→製作:近藤 html校正:松村 録音:横井 録音校正:近藤 最終確認:大垣ま
・東京書籍小4国語→製作:濱野ま html校正:近藤 録音:戸田 録音校正: 濱野ま 最終確認:濱田し
・東京書籍小5国語→製作:戸田 html校正:近藤 録音:戸田 録音校正: 濱野ま 最終確認::濱田し
・東京書籍小6国語→製作:足立 html校正:濱田し 録音:足立 録音校正: 濱田し 最終確認:横井
・ネットワークへのアップ 濱田し
(3)平成27年度教科書製作ガイドラインの確認
①メタデータについて
・dc:title や dc:identifierは正確に記入する。dc:titleはVODで子どもが見る
ので注意して記入すること。
・dc:identifierは必ず半角英数で記入する。
②特殊文字の扱い
再生ソフトによってナビゲーションが文字化けする(例えば黒丸数字)。実体参照で記述するのはshift-jis
の場合のみ。
・フォルダ名
半角英数で16文字まで記入する。
(例)a045_monoPR
*最初に、上巻はa、下巻はb・通年はページ3ケタから始める。
*最後に、原本通りのルビはR・全ルビはRRで記入する。
③教科書の最初の作品に表紙をつける。その場合のh1.titleの付け方
・表紙を付けた場合のh1.titleは正式な教科書名(文科省HPより)
④目次の製作について
・凡例(理科等によく使われる。)等、情報として必要なものが多く使われる場合は製作する。
・目次以外に情報がほとんどない場合は目次の部分は省略。製作しても本文とリンクしなければ意味がない
ので。
(4)サンプル教科書の文科省委託製作について
仕様
1)デイジー化箇所
①使用教科書 平成27年度使用小学校教科書
②教科 国語、社会、算数、理科、生活
③学年 1~6年(社会は3・4年、5年、6年の3種類、理科は3年、4年、
5年、6年の4種類、生活は1・2年の1種類)
④発行者 任意の1社を抽出
⑤頁数 教科書1点ごとに任意の1単元を抽出(①1点当たり最大20頁以内。
②上巻のみ、③写真を含む単元等、著作権許諾に時間を要する箇所は避ける。)
2)サンプル版マルチメディアデイジー教材の利用環境
Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8
3)サンプル版マルチメディアデイジー教材のレイアウト
検定教科書のレイアウトに準じる。
4)デイジー再生ソフト
サンプル版マルチメディアデイジー教材の利用者が再生ソフトを別途ダウンロードしなくてもサンプルを見
れるよう、「EasyReader Express」をサンプルが記録されたCDに記録する。
5)サンプル版マルチメディアデイジー教材利用説明書
以下の事項について記載する。
①マルチメディアデイジー教材の概要
②サンプル版マルチメディアデイジー教材の概要及び利用方法
③音量設定、頁の移動方法、文字の大きさ・文字の色・背景色・読み上げスピードの変更方法
④著作権法上の留意事項
⑤サンプル版マルチメディアデイジー教材のiPad等のタブレット端末における利用方法(「voice of daisy」
のダウンロード方法及び利用方法含む)
⑥マルチメディアデイジー教材の申請方法
⑦その他必要な事項
6)著作権処理
文部科学省初等中等教育局教科書課が行う。
7)納入物件
①サンプル版マルチメディアデイジー教材利用説明書(Word形式でCDにより提出)
②サンプル版マルチメディアデイジー教材が記録されたCD6枚(各学年ごとに1つのCDに記録する。)
8)納入期限
平成27年2月27日(金)
9)納入場所
文部科学省初等中等教育局教科書課教科用特定図書電磁記録係
10)NaD担当
小学国語(光村図書)
小学5「大造じいさんとガン」 p.114-p.134
小学6「カレーライス」 p.14-p.30
(5)新しい製作ソフト情報
①ChattyInftyについて
・音声は合成音声のみ。人間の声で直接録音することはできない。
・分数や√等、数式の入力が簡単にできる。
・アニメーション機能を使って画像中のテキストをハイライトすることができる。
・横書きのみ対応。
・他の製作ソフト(Dolphin Publisher等。)との互換性がない。
②PLEXTALKProducerについて
・他の製作ソフト(Dolphin Publisher等。)との互換性がない。
・音声は、合成音声と人が直接録音できるのと両方できる。
・全ルビも自動で作成できる。
・お試し期間あり。(12月下旬ごろ予定)
・表も簡単にできる。
(6)その他
①第6回LLブックフェアを開催
・日時:1月5日(月)~30日(金)
・場所:路地カフェ
・マルチメディアデイジー図書の展示もあります。
・1月4日展示の手伝い
・1月24日(土)は映画会「シンプルシモン」
・路地カフェのハンバーグランチはお薦めです
②LLブック講演会
日時:1月11日(日)13時~16時30分(開場12時30分)
・場所:大阪市立中央図書館5階大会議室
・定員:300名(当日先着順)
・詳細は下記のホームページアドレスを参照してください。
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo0ufddnd-510#_510
③講演会「DAISY/EPUBで実現するアクセシブルなデジタル教科書」
http://kokucheese.com/event/index/236970/
・日時:1月18日(日)13時~17時
・場所:JA共済埼玉ビル第12会議室(埼玉県さいたま市大宮区土手町1-2)
JR大宮駅東口から徒歩約13分
東武野田線北大宮駅から徒歩約5分
・主催:日本デジタル教科書学会
(7)予定
①教科書ごとの製作検討会
12月22日(月)10:30-16:00
沢の鶴ビル会議室
②2月6日(金)
平成26年度福岡県点字および録音図書連絡協議会
施設職員・ボランティア研修会
「マルチメディアデイジーの可能性」
講師派遣:國武・濱田
<次回の例会>
・日時:1月24日(土)
AM10:00~PM12:00頃:連絡事項等
PM1:00~PM3:00頃:質問タイム
・場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
4階第2会議室
以上、これで、2014年12月の例会報告を終わります。
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濱野 真士
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